【F2キーの本当の使い方】「F2」キーの真価はコマンドモードの切り替にあった

Excelにおいて、セルの値を編集する際、「F2」キーを使いますよね。
この「F2」キー、編集を始める際はもちろんですが、編集中にこそ真価を発揮する事をご存知でしたか？
「F2」キーの本質を理解しておくと、Excelでの作業中に、イラっとする場面を軽減する事ができますよ。

この記事では「F2」キーの本当の使い方を解説していきます。
日々の業務にお役立て頂けたら幸いです。

よくある「F2」キーの使い方

既に値の入っているセルを編集する

以下のように既に値が入っているセルを編集する際に、「F2」キーを使う場面が多いかと思います。

「F2」キーを押してセルを編集できる状態にする

Excelの操作中にストレスを感じる場面

隣のセルがアクティブになる

以下のように、セル内でカーソルを移動しようとしたのに、隣のセルがアクティブになる事がありませんか？
この現象、地味にストレス溜まると思います。

「デ部」と入力したかったのに、「デブ」と入力してしまった

「←」キーを押したら、隣のセルがアクティブになってしまった

セルを参照してしまう

以下のように、関数を設定する際もセルを参照してしまい、思った通りにカーソルを移動できず、イラっとする場面があると思います。

「A2」と指定した箇所を、「B2」に直したい

「←」キーを押したら、A1セルを参照してしまった

「F2」キーの本当の使い方

コマンドモードを切り替える

「F2」キーの真価は、コマンドモードを切り替える事にあります。
コマンドモードとは、Excelの画面の左下部分にあるステータスの事です。

デフォルトでは、「準備完了」

値を入力すると、「入力」モードに切り替わる

「F2」キーで、「入力モード」と「編集モード」を切り替える

「入力モード」と「編集モード」をうまく切り替えて、その時々に合ったモードで編集を行うようにしましょう。

まとめ

この記事では、 「F2」キーの本当の使い方について解説しました。